CNF人材育成講座(2022年度前期)受講者の募集
東京大学・京都大学・京都市産業技術研究所・産業技術総合研究所の各機関ではセルロースナノファイバー(CNF)に関する講義および実習を行います。
各機関の著名な先生方による講義だけでなく、実習によるCNFへの取り組みを学べる大変有益な機会となっております。
「これからCNFを利用した新たな事業をお考えの企業の方」「過去にCNF事業を試みたが中断した企業の方」など、今後、CNF事業の展開をご検討されている多くの企業の方に御参加いただけることを期待しています。
詳細は、下記URLをご覧ください。
https://unit.aist.go.jp/ischem/ischem-clm/
定 員 : 20名(各社1名)
申込締切: 2022年5月1日(日)
お問合わせ先:
産業技術総合研究所 中国センター
「CNF 人材育成講座」事務局
E-mail: cell-kouza-ml@aist.go.jp
(お問い合わせのメールタイトルには、必ず「CNF 講座」と記載してください)
ご案内PDF:CNF講座受付22年度前期募集確定版_ver2
Nanocellulose Symposium 2022/第468回生存圏シンポジウム
「CNFとキチンNF 夢と現実、そしてこれから」
日本におけるCNF研究が始まってから20年が経ちました。“鋼鉄の1/5の軽さで鋼鉄の5倍強いナノ繊維”は様々なところでCNFの代名詞の様にいわれています。しかし、その実力と実際に使った時のパフォーマンスに差を感じている方は多いのではないでしょうか。高性能素材として夢を見て、がっかりされている方や本当のところCNFはどうなのだろうか?と疑問を持たれている方も多いと思います。今年度のナノセルロースシンポジウムは、TEMPO酸化CNF、機能材料用CNF、構造用CNF、キチンNFの夢(ポテンシャル)と現実(材料開発の現状)、そしてこれから(今後の方向性)について、長年にわたりそれぞれをリードしてきた研究者が思う存分に語ります。また、最後には、CNFの実用化に関する最新の報告があります。
主催:京都大学生存圏研究所、
バイオナノマテリアル共同研究拠点(経済産業省Jイノベ拠点)(https://www.rish.kyoto-u.ac.jp/bionanomat/)
共催:近畿経済産業局、地方独立行政法人京都市産業技術研究所、環境省ナノセルロース・プロモーション事業、ナノセルロースジャパン
日時:令和4年3月29日(火)13:00-17:40
対面(先着30名、見学会あり)とオンライン配信(Zoom)のハイブリッド開催。
会場:京都大学生存圏研究所 木質ホール3階 大会議室
定員:1000名(申込先着順)、参加無料
プログラムおよび申込方法は下記URLをご覧ください。
https://www.rish.kyoto-u.ac.jp/bionanomat/news/nanocellulose_symposium_2022/
「CNF実用化フォーラム2022inおかやま」開催
セルロースナノファイバー活用製品の出口戦略に向けたフォーラムを開催します!!
岡山県では、県内に豊富に存在する製材端材等の木質バイオマス利活用による新たなバイオマス産業の創出に向け、木質バイオマスを原料とする新素材「セルロースナノファイバー」(CNF)を活用した製品の実用化事例の紹介を通じて、幅広い産業での用途開発、特に事業化等の実用化を推進するため、次のとおり「セルロースナノファイバー実用化フォーラム2022inおかやま」を開催いたします。
CNFを自社製品に採用してみたいとお考えの方、新たな用途開発を検討中の皆様、ぜひご参加ください。
今回は初の試みとして、昨年新設された能舞台から中継します。ご期待ください!!
●日時 令和4年2月10日(木)13:30~16:40
●配信会場 RSKイノベイティブ・メディアセンター 能楽堂ホール tenjin9
●実施方法 ウェビナー(Zoom配信)
【お詫び】この度、岡山県に対するまん延防止等重点措置の適用が決定したことから、会場参加
を取り止め、オンライン配信のみに変更させていただきます。
●主催 岡山県、公益財団法人岡山県産業振興財団
●後援 中国経済産業局、ナノセルロースジャパン(NCJ)(予定)
●定員 会場参加50名、オンライン参加100名
●プログラム
13:30~13:40
開会挨拶&ガイダンス
13:40~14:40
基調講演
「CNF事業の現況と今後の展開」
講師:日本製紙株式会社 研究開発本部長代理兼富士革新素材研究所長 野々村 文就 氏
<要旨>
植物由来で再生可能な新素材・CNF(セルロースナノファイバー)は結晶性を維持した
高アスペクト比の超極細繊維であり、軽量・高強度、特徴的なレオロジー挙動、低線
熱膨張、高酸素バリア性等々の特徴を有しています。
日本製紙のCNF事業についてご紹介します。
14:40~14:50
休 憩
14:50~16:10
実用化事例発表
(1)岐阜県産業技術総合センター 次世代技術部 専門研究員 浅倉 秀一 氏
CNFと石灰から成るフッ素吸着剤の開発
(2)モリマシナリー株式会社 セルロース開発室 室長 山本 顕弘 氏
岡山県産ヒノキから製造したCNF、LCNF、及びCNFを用いた樹脂試作品
(3)大建工業株式会社 R&Dセンター 素材開発室 室長 川邊 伸夫 氏
CNF技術を利用した内装建材の開発
(4)株式会社スピングルカンパニー 商品企画部 国原 直生 氏
CNFをゴムに混練した「RUBEAR CNFソール」の開発
16:10~16:40
国・岡山県のCNF関連施策説明
(1)環境省 地球環境局 地球温暖化対策課 地球温暖化対策事業室 主任 坂木 良太 氏
(2)経済産業省 製造産業局 素材産業課 課長補佐 西谷 充史 氏
(3)岡山県 産業労働部 産業振興課 主幹 三原 和也
●参加申込 下記申込メールフォームから2月4日(金)までにお申し込みください。
●備考
(1)オンライン参加申込の皆様には、2月9日(水)にお申し込みいただいたメールアドレス
宛てに視聴URLと配付資料をお送りします。
(2)新型コロナウイルス感染拡大状況により、会場での参加を取り止めオンライン参加のみに
変更する場合がございますので予めご了承ください。
●お申し込み・お問い合わせ先
公益財団法人岡山県産業振興財団 ものづくり支援部研究開発支援課 担当:竹内、中塚
TEL 086-286-9652 FAX 086-286-9676 E-mail:kaihatsu@optic.or.jp
募集サイト: https://www.optic.or.jp/okayama-ssn/event_detail/index/2487
1月26日(水)~28日(金)の3日間、東京ビックサイトで開催されるnanotech展にてNEDOブース及びCNFをテーマとしたパネルディスカッションを実施します。
■パネルディスカッション
・27日(木)10時30分~11時15分
「CNFで変える社会 ー2050カーボンニュートラル実現に向けてー」
オンライン視聴事前登録フォーム(NEDOホームページ内)
★概要
CNFで変える社会 ― 2050カーボンニュートラル実現に向けて ―
日時 2022年1月27日(木)10時30分~11時15分
パネリスト
八尾 滋
CNFプロジェクト プロジェクトリーダー
福岡大学 工学部 化学システム工学科 教授
矢野 浩之
京都大学 生存圏研究所 生物機能材料分野 教授
遠藤 貴士
産業技術総合研究所 機能化学研究部門 セルロース材料グループ 研究グループ長
西村 拓也
トヨタ車体株式会社 新規事業開発部 植物材料開発室 室長
内容 高い補強効果が期待できる植物由来のCNF(セルロースナノファイバー)材料は、現在NEDOで実証事業を展開中です。このCNFはカーボンニュートラルの実現にどのように(どれくらい)寄与できるか、また、社会実装を加速するために国に求めることについて、CNFプロジェクトリーダーの福岡大学の八尾先生をモデレータに、CNF有識者の方をパネリストに迎えてディスカッションを行います。
■当日のオンライン視聴URL
https://nedo.webex.com/nedo/j.php?MTID=md4b40f14faf7cd7a8e69856d7f5d4402
※カメラOFFのままでご参加ください。
※事前登録なしでも当日ご参加いただけます
■nano tech 2022 NEDOブースに関する詳細はこちら
https://www.nedo.go.jp/events/EF_100116.html
■twitter、facebookで随時情報発信をしていきます。もしよろしければリツイート・いいねのご協力いただけますと幸いです。
Twitter:https://twitter.com/nedo_info
Facebook:https://www.facebook.com/nedo.fb
■nano tech 2022総合サイト
https://www.nanotechexpo.jp/main/
バイオナノマテリアルシンポジウム2021 - アカデミアからの発信 –
温室効果ガスゼロエミッションは、あらゆる分野において人類が生存を賭けて取り組む喫緊の課題です。大気中の二酸化炭素を吸収して生産される植物バイオマス資源は、ポスト化石資源の一番手に位置づけられ、持続可能なカーボンニュートラル素材として自動車産業、家電産業、化学産業を始めとする様々な分野から高い関心が集まっています。
樹木やタケの細胞、カニやエビの外殻、カイコが紡ぐ蚕糸は、人類の知恵をはるかに越えて作り出されている精緻なナノ構造とそれに由来する機能を有しています。しかし、そのことは限られたコミュニティで共有されているだけです。ナノ構造を有するバイオ素材、バイオナノマテリアルの最前線で活躍している大学研究者の活動が産業界や異なる材料分野で広く知られているとはいえません。そこで高性能のセルロースナノファイバーやナノクリスタル、キチンナノファイバー等から構築されているバイオナノマテリアルに関する研究が、今、どのような方向に向かい、展開しているのか、時代を先導する研究グループや研究者が最もホットな話題を発表する機会を作りました。可能な限り毎年開催していく所存です。是非ともご参加いただき、最近の情報を共有いただき、一緒になってバイオマス資源の先進的利用に取り組んでいただければ幸いです。
参加費は無料です。
主催:京都大学バイオナノマテリアル共同研究拠点(経済産業省Jイノベ拠点) https://www.rish.kyoto-u.ac.jp/bionanomat/ナノセルロースジャパン https://www.nanocellulosejapan.com/共催:近畿経済産業局、地方独立行政法人京都市産業技術研究所、環境省ナノセルロースプロモーション事業
日時:令和3年12月21日(火)13:00-17:10 オンライン配信(Zoom)